次長課長・河本、キングコング・梶原、
ピスタチオが行く!
1000DAYS TO GO!パラリンピックカウントダウンイベントレポート!

2020年東京パラリンピック開幕までちょうど1000日前となる11月29日(水)、東京スカイツリータウンでは東京パラリンピックカウントダウンイベント「みんなのTokyo 2020 1000Days to Go!」が開催されました!
東京オリンピック1000日前イベントに引き続き、今回もこのイベントの様子をレポートしていきます!

レポーターには、次長課長の河本準一さん、キングコングの梶原雄太さん、ピスタチオのお二人にお越しいただきました。皆さんには、オリンピックイベントに負けない、熱気に包まれた会場の様子をレポートしていただきます!

先陣を切ってレポートするのは、次長課長の河本さん!
河本さんにはパートナー企業ブースのレポートをしていただきます。

まず始めに向かったのはパナソニック株式会社のブースです。暗くなった会場に足を踏み入れると、目の前には『サイバーボッチャ』が見えてきました。

このサイバーボッチャはパラリンピック種目であるボッチャを、最先端のテクノロジーを駆使し、さらに視覚的にわかりやすくしたもの。
「ジャックボール」と呼ばれる白いボール(目標球)に向かって、赤と青、
それぞれ6個のボールを投げ合い、相手よりいかに多くのボールをジャックボールに近づけられるかを競うスポーツです。

「ボッチャという存在は知っていたが、実際にプレーするのは初めて」という河本さん。今回は、このサイバーボッチャで対戦をしていただきました。
対戦相手は毎日のようにボッチャをやりこんでいるというパナソニックの内田さん。

初めてボッチャのボールを投げるという河本さんでしたが、内田さんも「これは経験者の腕前でしょ?」というほどの実力で、会場は大盛り上がり。

接戦の末、負けてしまいましたが、サイバーボッチャを満喫した河本さんでした。

 河本ボッチャは初めてやったんですけど、小さい頃に神社の裏でよく石を投げて遊んでたあの感覚に似ていて、めちゃくちゃ燃えましたね。ルールが簡単なのにも関わらず、相手との駆け引きが楽しめるところが熱い!それに障がい者と健常者、両者が一緒に楽しめて、対戦できるのもいいところですよね。僕はマニアックなものまねばっかやってるから、こういうマイナーなスポーツに勝手に共感しちゃうんですよ。この楽しいスポーツの魅力をこれから広めていきたいですね!

熱い戦いの後に向かったのは、ソラマチひろばにあるパラリンピック競技体験フィールド。ここでは味の素株式会社のブラインドサッカーを体験してもらいます。

以前にもブラインドサッカーを経験をしたことがあるという河本さんですが、その際は怖くてしゃがみ込んでしまったんだとか。どうやらトラウマになってしまっている様子の河本さんですが、今回はブラインドサッカー日本代表の加藤選手に優しく指導していただきます。

ブラインドサッカーはフットサルを元にルールが考案されたもので、ゴールキーパー以外の4人は全盲の選手がプレー。音の出るボールと敵陣ゴール裏にいるガイド(コーラー)や監督の声を元に頼りにゴールを目指す、「音」と「声」のコミュニケーションが鍵となるスポーツです。

まずは加藤選手がお手本として、パス、ドリブル、そしてシュート。その華麗な足さばきに唖然とする河本さん。ゴール右隅にゴールを決めた際には「なんで右側がわかるんですか」とツッコミを入れていました。

続いて、河本さんがプレー。
加藤選手がパスを出すも「どこにあるんや!」とボールを受けるのに苦労する河本さん。

 河本ボールが近くまで来たことはわかるんですが、どこまで来たかわからないんですよ。距離感が掴めへんわ。

その後も、加藤選手に教わり、最後は勢い良くシュート! やっとの思いでゴールを決めました。

 河本いやあ、難しかったですね。音でボールの位置を判断して、パスを受け取らなくちゃいけないじゃないですか。普段僕らは目で距離感をつかんでいますけど、アイマスクをするとその距離感が途端にわからなくなるんですよ。当たり前のことだと思ってたんですが、どれだけ「なんとなく」で生活してたかを痛感しましたね。もっと見えることに感謝しようと思いました。

続いては東京都が主催する「NO LIMITS CHALLENGE」ブースへ。このブースでは陸上競技用車椅子(レーサー)を30秒漕ぎ続け、どれだけ速度を出せるかを測定できるというもの。

 河本今日の速度ランキング1位、バリバリ外人ですやん! こりゃ日本人として絶対に勝たなあかんわ。
と日本代表の気持ちで意気込む河本さん。30秒のカウントがスタートすると、勢いよく車輪を漕ぎ始めました。途中顔をゆがめつつも、必死に漕いでいきます。

なんと時速18.6kmを記録し、見事一位に! 「タンメン」の名前をそのボードに刻みました!

 河本めちゃくちゃ酸欠になりましたけど、1位になれて良かったです。でもこの車椅子マラソンって、世界記録が約1時間20分ぐらいで、平均時速にすると31.7kmとかですよね。僕が全力でやってこれなのに、さらにこの倍ぐらいのスピードをずっと持続させるって、どうなってるんですかね。パラリンピック全部の種目にいえますけど、すべて超人的なんですよね。先天性のものや事故で失ったものがあっても、それ以上の能力を努力で獲得している。本当にすごいことです。東京パラリンピックではそんな超人たちの活躍をぜひ生でみたいですね!

ここで、河本さんからキングコング・梶原さんにバトンタッチ! 梶原さんには、東京パラリンピックでも活躍が期待される選手の方々への突撃インタビューや小池百合子都知事らが出席したセレモニーの様子などをレポートしていただきます。